サバールダンス
サバールのプログラムでは、まずグループのリーダーがタグンバールというソロをたたき、そのあとにドホル、バクなどのリズムが続きます。
ここはドラマーたちが脚光をあびる場面で、どんな曲を選び、どんなアレンジで展開してゆくのか、グループのリーダーの腕の見せ所でもあります。
最後にアルディンというリズムが演奏され、それが終わるといよいよダンスリズムが始まります。
ドラマーの前にサークルを作ってすわっていた女性たちは、一人ずつ飛び出してゆき、短い間に激しいソロダンスを踊ります。
ドラマーとダンサーは、お互いに音と動きで会話し、優雅に、セクシーに、時にはコミカルに、観客にアピールします。
ダンスリズムは必ずファロジャルから始まり、チブジャンが続きます。
パランメイやカオラック、ニャリゴロン、ババス、タトウロウベ(ルンブル)、ヤバ・コンポーゼなども代表的なダンスリズムです。