どんなギターを選べばいいのか
■まず、初心者の方は‥
『自分の好きなアーティストが持っているギターと
似たようなものを選びましょう!』
なんか、いい加減みたいですね‥、でも、これが結構大切なことなんです。
好きでも無いデザインのギターを持っていても、そのうちに飽きちゃって弾かなくなるものです。
弾かなくなれば、上達もしません。
その「アーティストのように格好よく弾きた~~~い!」という気持ちが
ギターを上達させます。
■で、値段やタイプ。
「初心者は安いものでいいのでは?」初めからそこそこの物は買った方がいい!という意見もありますでしょうが~、
最近のアコギは、値段の割にいいものが結構あります。
ちょっと前では50,000円以上するようなモデルが20,000円代にもありますし、
今話題の『伝説のYAMAHAの赤ラベル』なんて~、最初は15,000~18,000円でしたしネ
しっかりしたメーカの低価格モデルなんかいいのでは?と思います。
また、アコギ(アコースティックギター)と言ってもいろいろあります。
*フォークギター ‥ ここで云うアコギはこれですね。実は「フォーク」って少し小振りです。ヤマハの赤ラベルFG-180なんかはドレッドノートタイプっていいます。
*クラシックギター ‥ なんかヘッドが少し違いますね。フレットも幅が広いです。ガットギターがほとんど。
*エレアコ ‥ エレキギターのように、アンプに通して鳴らすことができるタイプです。専用のモデルもあれば、アコギにピックアップをつけただけのタイプもあります。
■なんで、「ギターの値段ってそんなに違うのか?」
やはり「高いギターはいい音がするのか?」
高いギターは、ギターの材質にいい物を使っています。
また、古いギターなんかは、希少価値というプレミアもプラスされてるんでしょうね。
まず、材質‥「ハカランダ」って聞きませんか?この木材を、昔のギターの中には惜しげもなく使っているものがあるんです。この木材、今ではワシントン条約とかで輸出入が禁止らしいので今では作れないんですね‥。
あとは、有名なとこで『単板』モデルって聞きませんか?トップのところに「スプルール単板」とかってカタログに書いてますね。つまり「単板」とは「合板」ではない一枚板を使っているということです。もちろん合板より単板の方が音が良いと言われています。(一部例外があるけど‥YAMAHAの昔のFGシリーズは合板でもけっこういい音するんですよね~)これを、トップだけでなく、バックもまたはサイドも使用していくと高いギターになります。
あとは、あちこちのパーツを高い物を使っていけば、ギターの値段は高くなりますね。フレットの脇に、白く飾りがはいっていたり、ヘッドに貝殻なんかあったり‥ペグが高級なものとか‥。
最後に、ハンドメイドも高いです。手作りに近い製品ってのは、やはり高くなります。
だから、いい音をするギターはやはり「高い」です。
ただ‥安くても「けっこう鳴る」アコギもあります。
(そ、くどいけど伝説のYAMAHAのFG赤ラベルがいい例でしょう。オレンジも鳴りますし)それに、高くても「鳴らない」アコギもあります。古くても鳴らないものもあります。やはり固体差がアコギの場合あるので、できるだけ試奏して、自分が気に入ったギターを選ばれることが大切です。
安くても、自分が気に入ったいいギターが一番です。